犬笛日記

それは犬笛のような魂の叫び

リアルからの脱出ゲーム

憧れのコンサル企業への転職を果たした友人が、同僚が急に「それは良いファインディングだね」などと言い出したので反射的に「ニモ?」って言ってみたところ、はぁ???みたいな顔をされてしまったと嘆いていた。その後さらに「文書をクリスタライズする」…

生産性とエモーション

社会人になってからずっと嫌だなぁと思っていることの一つに「評価されるためには成果を定量的に示せ」と言われる、ということがある。 そりゃあ、評価する側からしたら何か明確な理由が欲しいのは当然で、テストの点数みたいに上から数字を並べないと説明が…

生きる目的がわからないと嘆いたアラサーへ

数年前の春、女友達とランチをしていた際に、彼女が口にした台詞が未だに忘れられない。 「わたしには、絶対に花粉症になりたくない理由があるの。それは春を嫌いになりたくないから。わたし、季節の中で春が一番好きなの!」 凄まじい女子力だなぁと感心し…

致死量を超えてきた恋の話

友人がパワハラに悩んでいる。ヒステリックな女上司に「もう!ぜんぜん違う!本当に分かってない!!」と絶叫されながら資料確認をされた後に、直されたのが句読点だけだったというコントのような日常を送っているらしい。 彼はそのストレスに耐えるために、…

リアルで会った相手がミルタンクだった話

年末。年の瀬。流行語大賞やヒット商品番付などが続々と発表され、一年の終了を待たずして一年を振り返る時期である。 今年の漢字は「恥」だと勝手に予想していたが、見事に外れた。 歳を重ねるたびに、「あっという間だった」という言葉の重みが増していく…

キラキラリア充軍団と合コンをした話

衆議院の解散風が吹き荒れている。野党が頼りないのをいいことに、与党はやりたい放題だ。 頼りない側の野党が「格差是正」だなどと叫んだところで、なんだか説得力に欠ける。貧乏人が「世の中金じゃない」と言おうが、ブスが「人間顔じゃない」と叫ぼうが、…

【読書感想】サイコパス(中野信子)

サイコパス (文春新書) 作者: 中野信子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/11/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (8件) を見る 今よりももっと人生に迷走していた頃、某人材採用コンサルティング会社の採用試験を受験したことがある。面接試験が…