犬笛日記

それは犬笛のような魂の叫び

致死量を超えてきた恋の話

友人がパワハラに悩んでいる。ヒステリックな女上司に「もう!ぜんぜん違う!本当に分かってない!!」と絶叫されながら資料確認をされた後に、直されたのが句読点だけだったというコントのような日常を送っているらしい。 彼はそのストレスに耐えるために、…

リアルで会った相手がミルタンクだった話

年末。年の瀬。流行語大賞やヒット商品番付などが続々と発表され、一年の終了を待たずして一年を振り返る時期である。 今年の漢字は「恥」だと勝手に予想していたが、見事に外れた。 歳を重ねるたびに、「あっという間だった」という言葉の重みが増していく…

キラキラリア充軍団と合コンをした話

衆議院の解散風が吹き荒れている。野党が頼りないのをいいことに、与党はやりたい放題だ。 頼りない側の野党が「格差是正」だなどと叫んだところで、なんだか説得力に欠ける。貧乏人が「世の中金じゃない」と言おうが、ブスが「人間顔じゃない」と叫ぼうが、…

【読書感想】サイコパス(中野信子)

サイコパス (文春新書) 作者: 中野信子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/11/18 メディア: 新書 この商品を含むブログ (8件) を見る 今よりももっと人生に迷走していた頃、某人材採用コンサルティング会社の採用試験を受験したことがある。面接試験が…

東大生VS平成手コキ女学院

職場の上司が小学四年生になる娘さんに、世の中は不公平なのだ、ということを教えるかどうか悩んでいる、と言っていたので、そういうのは言わなくても勝手に気づいていくもんじゃないですかねぇ、などと答えておいた。 遅かれ早かれ、嫌でもいつかは分かって…

田舎の高校生だった男、ホモの合コンを開く

予備校も進学塾もないド田舎で生まれたので、自分がスタートラインにすら立てていないことにも気づかずに育った。勉強は得意で成績はよかったのだが、何の疑問も持たずに近所の高校へと進学した。ほとんどの人間が卒業と共に就職する、受験という言葉に縁の…

24会館へゆく!

言い訳とは時に、私たちを強くしてくれるものである。臆病で弱い私たちは、行動の責任をすべて自分で背負い込むほど強くはない。 勢いにのまれて仕方なく...どうしてもって頼まれてつい...そういう言い訳が使えるとき、プライドが息を潜めてくれる瞬間がある…